除塩・収穫・放射能レポート
除塩実績
活動を始めた2011年度の土壌塩分濃度は0.87%から0.14%まで下がりました。
稲作可能なレベルは0.2%以下とされ、海外などの事例から3年かかるとの予測でしたが、1年で基準値以下になりました。比較対象として隣の畑(不耕作)を計測したところ、土壌塩分濃度は1%を超過していました。
※計測機:竹村電気製作所「ポケットマルチテスター<型番:PCST35>」
※計測方法:1枚の田んぼの上下・左右・中央の5箇所から地表10㎝下の土を採取。各箇所を5回計測した平均値から全面積の平均値を算出。
0.87%→0.14%
(2011年度)
収穫実績
日本では北限と言われる土地において、綿花栽培に成功しました。福島県新地町では、同じ作付け面積で収穫量が3倍近くにアップ。技術の向上もできました。
2011年度 福島県新地町 35kg(種除去後)
2012年度 福島県新地町 100kg(種除去後)
宮城県東松島市 20kg(種除去後)
35kg(2011年度) → 120kg (2012年度)へ拡大
綿の放射能分析
綿 (重量23.5g) | 測定結果 | 検出限界 |
---|---|---|
セシウム134 | 未検出 | 33.53Bq/kg |
セシウム137 | 8.65Bq/kg | 28.77Bq/kg |
新地
綿 (重量23.5g) | 測定結果 | 検出限界 |
---|---|---|
セシウム134 | 9.82Bq/kg | 38.44Bq/kg |
セシウム137 | 14.32Bq/kg | 32.98Bq/kg |